Part2 病院に行くことを決意、診断は…
最後のきっかけはたぶん、平日に有給を取った時の事だ。
友人の挙式のため、前日に有給を取り移動日にしたのだが、まず取るまでが大変。
製造ラインは毎日稼働するから、休むにはまず、代わりに監督してくれる社員を見つけなきゃいけない。
一か月前から呼びかけているのに、誰も手を挙げてくれない。
しびれを切らして課長に訴えたが、「当日探せば何とかなるやろ~」と適当な感じ。
一抹の不安を抱えたまま休んだが、案の定。
会社から貸与されたスマホに、いつも話を聴いていた契約社員さんから、ライントラブルが多発していると一報が…
彼女から詳しい話を聞き、対処法を口頭とメールで伝え、何とか頑張ってもらった、
前任者(係長)もいるくせに何やってんだ、役に立たないなあ…
せっかく休みを取っても、これでは休日が休日じゃないし、周囲は頼れないばかりでなく、係長は仕事を増やすし、どうしたらいいんだろうか。
深く絶望し、孤独感に苛まれた。
そしてこのときのストレスが、最後の引き金を引いたんだと思う。
この日を境に、出勤しようにも布団から出られず、午前休を取る日が出始めた、
家に帰っても、難なく出来ていた家事ができなくなった。
普通に出来ていたことができない。
これこそが、かなりヤバい段階でのSOSであることに、幸い気付くことができた。
職場にうつ病経験者がいたことや、大学で簡単にではあるがうつ病について学んでいたことが、幸いだった。
躊躇することなく、精神科を受診することができた。
そこで私は医師に、転職してからの出来事をなるべく詳しく話した。
抑うつ感や肩こり、腹痛、朝起きれないなどの身体症状についても伝えた。
(※症状については下の記事も参照)
そして。
※うつ病と適応障害は厳密には異なりますが、切り分けの難しいところもあります。
私の場合、ストレスの原因(仕事)から離れても抑うつ等の症状が続いたため、結果的にはうつ病でした。両者の関係については、別記事で詳しく解説します。
(Part3 働きながら治すことを決意するも に続く)