うつ病と仕事と生活と

うつからの復帰を目指す著者が、病気や仕事(転職含む)との付き合い方、考えを記録していくブログ

Part1 うつになる前兆

薄給だった前職に見切りをつけ、某メーカーの製造部に正社員として転職し1年。

 

未経験の業務を必死にキャッチアップする傍ら、現場(契約社員、平社員)と管理社員(係長、課長)がいがみ合う、人間関係最悪の職場で板挟みにあい、ストレスを感じていた。

 

 

 

 

ろくに周囲の意見を聞きもせず、独断で現場を引っ掻き回すイケてない係長の尻拭いをしたり、

現場で苦労しているリーダー格の契約社員さんの愚痴や要望を夜遅くまで聴き、管理社員に改善を働きかけたり。。

…明らかにキャパオーバーであったが、現場の苦労を少しでも無くす為、そして自身も評価されて給料を稼ぐため、必死で頑張っていた。

 

いつの間にか、平社員たちと昼休みのたびに集まり、現状を憂うようになった。

管理側の無能ぶりをまとめて人事に駆け込み、クーデターを起こそうと画策したりもした。

家に帰っても、休日でさえも、憤りや怒りの感情が抜けず、常に職場の事を考えていた。

ほぼ一日じゅうずっと、激しい感情に支配され、心の休まるときが無かった。

思えば、このとき既に、うつまであと一歩。ほんの少し押されれば奈落の底、という状態まで来ていたのかもしれない。

 

今だから言えることは、

・相談を親身になって聴き過ぎない(自分の心の余裕を残しておく)

・休み時間や休日は無理やりにでも、仕事の事を忘れる

の2つだろうか。

 

心身共にギリギリのところで、怒りをも前進のエネルギーに変え奮闘していた私だが、

この後、ついに予想外のことが起こってしまう。

 

Part2 病院に行くことを決意、診断は… に続く)